フィンランド🇫🇮②
フィンランド旅行の唯一の目的らしい目的であった、念願の『かもめ食堂(カハヴィラ・スオミ)』のおはなしはフィンランド🇫🇮①で。
②では、ヘルシンキの街に着く前に、訪れた
〜森と泉に囲まれて♫小さな町を巡ったおはなし〜
ヘルシンキ空港からまず向かったのはバスでおよそ2時間、森と泉に囲まれたハメンリンナ。(まあフィンランドのほとんどが、森と泉に囲まれた町であるわけだけどw)
湖の辺りに建つ、5★スパリゾートホテルに連泊で、森と湖、小さな街を満喫しました。
※リッチに過ごす予定が、浮かれすぎた結果、初日に財布をスられてテンションだだ下がりとなった話は、長くなるのでここではひとまず置いときます(笑)
★オウランコ(Aulanko)
森の散策に、ホテル近くにあるオウランコ自然保護公園に出掛けました。
山育ちのカフェ長ではありますが、フィンランドの森の広さは規模が違います。公園とはいえ、迷ったら帰れる自信は無い。ガイドさんをお願いするか、ツアーに入るのが賢明かな。
私たちをガイドしてくれた彼は、普段は翻訳の仕事をしていて、アニメ大好き。日本の漫画をフィンランド語に翻訳しているのだと。「流れ星銀牙」とか「ナルト」とか。そんな彼の生活や仕事の方が興味深くって、ネーホリハーホリ(笑)結果、ガイドされた内容は全く覚えていないという・・ただ、森は美しかった!
※いまだにSNSで交流が続くのも嬉しいし、いつか再会が楽しみで仕方がないww
森を見たら湖も!ってことで、翌日は湖クルーズも満喫しました。
★ハメンリンナ(Hammelinna)
旅の間、苦労したのが 地名。読めない、聞き取れない、発音できない。例えば、この「Hammelinna」、日本のガイドブックだと「ハメーンリンナ」って書いてあるけど現地では通じない。正しくは「ハムンメンリィンンナ」(←と、カフェ長には聞こえた)。
さて、ちょうどタイミングよく、年に一度のフェスティバルがあるというので、合わせて街まで出掛けてみました。
フェスティバルの様子
印象深かったのは、空手や合気道の演舞があり、小さな子供から大人まで盛んに稽古しているよう。
★イッタラ(Iittala)
そうそう、とても楽しみにしていたのに、全く写真の残ってないのがこのイッタラ村(笑)
iittalaといえば日本でも大人気の北欧のお洒落テーブルウェアの総合ブランド。1881年、この小さな村の小さなガラス工場が始まりです。
そんなわけで、当然せっかくフィンランドに行くならば、と、Iittalaの北欧テイストの可愛いカップや調理器具をたくさん買おうと思い、この村(iittalaの工場とアウトレットショップ)に立ち寄る予定にしていたのだけど・・そこに向かうは、最初にふれたとおり、初日に財布をスられてクレジットカードを全て停止した状態のカフェ長です。
もうね、まさかのあの可愛い北欧食器を目の前に、全くテンション上がらぬカフェ長でございました(笑)
※それでも唯一ひとつだけゲットした貴重なカップ&ソーサが、現在も当カフェで活躍しております(今や日本で簡単に手に入る定番中の定番カップねww)↓↓
★ポルボー(Porvoo)
もうひとつ、ヘルシンキにほど近い古都ポルボーにも立ち寄りました。
800年の歴史を持つフィンランドで2番目に古い街だそうです。(ちなみに1番古い街はトゥルクです)
ポルボー川を経由して貿易を行っていた街で、川岸に並ぶ赤い木造倉庫が街のシンボル。完全に観光地ではあるけど、コンパクトで街並みもとても可愛い、いわゆるインスタ映えする街です(インスタよく知らんけど)。
あ、川沿いの赤い倉庫っていえば、日本の小樽なイメージかな(小樽も行ったことないけど)。
可愛いカフェ、雑貨屋さん、美術館、マーケット、のんびりした空気がなんとも居心地良くて、うっかりすると一日中ボケ〜っと過ごしてしまいそうな街。
おっといけない、ヘルシンキへ向かう途中だということを忘れるところだった(笑)
ポルボーでのんびり癒された後、二人はいよいよ、ここからおよそ50kmの、ヘルシンキに向かうのでありました。
【フィンランド🇫🇮①へ】
おまけ
海外で、田舎の小さな町を訪れて思うことがあります。
それは、みんなその町の歴史や文化を守っていて、それぞれに特色があって物語がある(気がする)。町のホームページも(日本の多くは観光スポットや特産品や名物の宣伝がメインなのに対し)その地の歴史や文化をメインに紹介している(気がする)。
最近日本でよく見かける、カフェ長的にちょっと残念なのは、「観光客を呼び込むために」と著名で敏腕なコンサルタントがあちこちに同じような町を作ってしまう状況。
町の活性化のための策によって、結果的に魅力が薄れていては本末転倒になってしまうんじゃないかと。
同じ田舎に住むカフェ長、自分だったら自分の町をどんな風に紹介するかなぁ〜などと考えてながら、またどこかの国の田舎町に魅かれるカフェ長でござます。
真面目か(笑)