新・カフェ長ブログ

旅や日々の暮らしで気づいたこと(もっぱらなんてことない話)

【 フィンランド🇫🇮①(のんびり女2人の珍道中)】〜映画「かもめ食堂」に魅せられて、ヘルシンキの街歩き〜


フィンランド🇫🇮旅行記

 

ヘルシンキ街歩き 〜映画🎬『かもめ食堂』に恋をして〜

 

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 こどもの頃から、いつか 喫茶店 をやりたくて(当時は“カフェ”なんていう概念は無かった)、店の名前や間取りをノートに描いては一人ニヤニヤ妄想していたカフェ長です。

 

やがて受験、進学、就職と、時を経る間に「いつか喫茶店を」の夢は端っこの方に追いやられてしまうのですが、そんな夢が再び熱を帯びるきっかけとなったのが、2006年公開、映画【かもめ食堂】でした。

今回はそんな、映画かもめ食堂に恋をして、2010年フィンランド🇫🇮ヘルシンキの街を散策したレポートを、映画のシーンと併せて(10年前の記憶を辿りながら)綴ってみます。
(例のごとく、主要観光名所は割愛です)

 

友人との女2人旅、珍しく顔晒し写真がバンバンあります。
※ 画質の悪さならびに、お目汚し失礼します(笑)

 

 

 

 フィンランド


まずはおなじみ地理のおさらいから

フィンランドって?

・場所:北欧諸国のひとつ。

               西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接する。

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Google Maps引用

・首都:ヘルシンキ

・面積:3380,000k㎡(およそ日本から九州を除いた広さ)

・人口:約551万人(日本人のおよそ 1/23!)

・通貨:EUR

・言語:フィンランド語、スウェーデン語


ヘルシンキって?

・場所:

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Google Maps 引用

・面積:770.26km2

・人口:614,074人

 

日本だと広島市くらいの規模かな?

 

 

ヘルシンキ

ヘルシンキの街はとにかくコンパクト。
地下鉄で街の中心まで出れば、主要観光名所はほぼ徒歩圏内です。

ちなみに、日本から直行で行ける最も近いヨーロッパの街でもあります。
治安も良いし、人もなんとなく日本人っぽいし(←カフェ長の偏見による)ヨーロッパデビューにも最適の街です(←カフェ長の独断による)。

 

ヘルシンキ地下鉄はフィンランド唯一の地下鉄。

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ヘルシンキ地下鉄

地下鉄は、2路線しかなく、総距離は35km(25駅)、とにかく分かりやすい。

 

 

 

街に降り立つと・・

そこはまさに映画かもめ食堂の世界だった。

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🎬かもめ食堂より

 

街の中心部を囲むように、トラムが走ります。

ヘルシンキの人々の足であり、観光にもとっても便利。

車窓から、街をただ眺めているだけでも楽しい!

面白そうなものを見つけたら、ポンと気軽に下車がオススメ。

 

以下、浮かれまくっている女が2人・・

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何者かになりきっておりますww

 

 

エスプラナディ通り


街散策の拠点となるのは、エスプラナディ通り
有名ブランドや老舗ショップが建並ぶ、ヘルシンキの目抜き通りです。

 

西端のストックマン(フィンランドの老舗百貨店) から、港に向けて歩きました。

通りに沿って、中央は緑道公園になっていて、多くの人がのんびりと思い思いの時間を過ごしています。

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エスプラナディ通り

 

🎬映画の中でサチエとミドリが出逢うアカデミア書店も、マサコが着替えを買うmarimekko本店もこの通りです。

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🎬かもめ食堂より

★ アカデミア書店(左)
https://www.akateeminen.com/

 

★ marimekko本店(右)

Pohjoisesplanadi 33 00100 Helsinki Suomi
日本公式オンラインショップはこちら
https://www.marimekko.jp/

 

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はいどうも。

エスプラナディ通りのジューススタンドにて、ひとやすみ。

左後方がアカデミア書店の入ったビル、右後方はmarimekko本店の入ったビル。
(手前がおのぼり日本人)

 

 

 

マーケット

 

エスプラナディ通りの東端に、マーケットが広がります。

視界が開け、一本の通りを渡れば足下はレンガ畳、色彩鮮やかで、活気溢れる市場です。

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マーケット到着

★マーケット
Eteläsatama, FI-00170 Helsinki, Finland

fi.wikipedia.org


🎬かもめ食堂の仕入れはマーケット。

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🎬かもめ食堂より

 

本当に何でも売っています!!

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野菜がお洒落!
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お土産にヘンテコなプリントTシャツ買い込みました。

 

「フィンランドのカモメはでかい」

映画は主人公サチエのこんなナレーションから始まります。

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他人とは思えぬそのフォルムよ・・

実際、港のフェリー乗り場やマーケットでは、丸々と太ったカモメ達に、妙な親近感を覚えたカフェ長でした。

 

マーケットをたっぷり堪能して、いよいよ【かもめ食堂】に向かいます。

 

 

かもめ食堂

 

トラムの停留所から住宅地を数分歩き、少し高台に登ったあたりに、目指す【かもめ食堂】はありました。

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カハビラスオミ

2010年当時は店名『カハヴィラ・スオミ』、スタッフはフィンランド人さんで、メニューもフィンランドの家庭料理がメインでした。

 

店内はかもめ食堂の面影は残しつつも、オーダーはセルフサービスで日本人観光客が多く、さすがに【かもめ食堂】の世界ではなく、少し残念な気持ちも抱きつつ・・

とはいえやはり「ここであの映画のロケが行われたのか」と思うと、とても感慨深く、シナモンロールがやたら美味しかったこともあって、2人はご満悦でありました。

 

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挽き肉のスープとシナモンロール

 

🎬かもめ食堂オリジナルはこちら

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🎬かもめ食堂より

 

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念願のシナモンロール

 

現在の【かもめ食堂】は?

 

2015年に『カハヴィラ・スオミ』は閉店しましたが、

2016年、現在の日本人オーナーさんが引き継ぎ、「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」としてリニューアルオープンしたそうです。
ホームページを拝見すると、以前に比べ、かなり【🎬かもめ食堂】のイメージに近いように感じます。

 

★「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」
http://www.kamome.fi/ja/

 

何度でも訪れたい街ヘルシンキ。次は是非「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」も訪ねてみたいです。

 


そうそう、『カハヴィラ・スオミ』を出たあと、やや不完全燃焼気味の女2人は、どうしても日本食が食べたくて、偶然見つけた『歌舞伎』という日本料理屋に立ち寄り、北欧感ゼロのディナーを楽しんだというのは、まぁまたいつか(笑)

 

【フィンランド🇫🇮②】ではヘルシンキ以外のフィンランドの町のおはなしを。