ハンガリー🇭🇺 ⑤
〜中欧最大の蚤の市でアンティークを巡る〜
さて、おまたせしました(ほらそこっ、待ってないとか言わない!)カフェ長が旅先で必ず立ち寄る場所のひとつアンティークショップ。ハンガリーではここははずせないな〜と思っていた場所、中欧最大の蚤の市です。
【 Ecseri bolhapiac 】
156 Nagykorosi ut 1194, Budapest, Hungary
ブダペスト市街地から車で45分くらいの郊外にあります。アパートからはトラムと地下鉄とバスを乗り継いで行きました。
チケットは24時間市内のトラムと地下鉄が乗り放題のトラベルチケットがお得です。
1,650Ft(およそ650円)
郊外へ向かうバスは乗り間違えるとややこしくなるので慎重に・・
停留所の読み方がサッパリわからず、これは絶対に車内アナウンス聞き取れないぞ!と思ったので、乗車時に運転手さんに目的地を伝え、一番前(運転手さんの横ね)に座りました(笑)
(停留所の度に運転手さんを熱く見つめるウザい乗客とは私のことよ)
運転手さんからアイコンタクトを受け取りバスを下車。
殺風景で一瞬、しまった間違えた!、 と不安になりますが、停留所から一番近い歩道橋に登るとすぐに見つけられました。歩道橋を渡るとEcseriの入口があります。


いよいよEcseriに到着。
蚤の市と聞くといかにも治安悪そうで、かなり警戒して挑んだのですが、数年前に綺麗に整備改装され観光客が多く訪れるそうです。
とはいえやはり怪しい雰囲気はあります。
最初は「みんなどうせ私の財布狙ってるんでしょ!」的な挙動不審なカフェ長でしたが、慣れてくると、あまりに商売っ気のないゆる〜い空気に拍子抜け。ゆっくりのんびり楽しみました。
営業時間は以下のとおり(2019現在)
Ecseri bolhapiac (Ecseri Market)
営業時間
・月曜〜金曜 8:00〜16:00
・土曜 6:00〜15:00
・日曜 8:00〜13:00
私が訪れたのは火曜日、人もまばらで、残念ながらしまっているお店も多かった。
面白い掘り出し物を探すなら土曜日の午前中がオススメ、多くの人で賑わうようです。
※ カードは使えない店が多い印象。
いや、しかし本当になんでもあるな。
家具、食器、楽器、民芸品、カメラ、絵画、人形・・・
↑ こちらは古い写真と使用済みフィルムのお店。
日本ではなかなか手に入らない古い乾板(ガラス)フィルムを探し求めて入りました。
店主らしき40歳くらいのお兄さんに、乾板フィルムを探していると伝えると、はいはいと奥から出してきてくれました。こんなすんなり見つかるのか。なんだ。
店主らしきお兄さん曰く、「これは第二次世界大戦当時のオーストリア=ハンガリー海軍の貴重な乾板だぜ」のガラスフィルム。おお!すげ〜買う買う!(← 単純)
でも待てよ、観光客も多く訪れる、ということは、値段もきっと観光客用に設定してあるはず。
ここは根気よく値段交渉の必要がありそうです。
そこからおよそ30分、お兄さんとあーだーこーだー喋りながら、結局半額までの値切りに成功(もしかしたらまだいけたかもしれない)。
※ ちなみにお兄さんとの会話は全て、お兄さんのスマホの翻訳アプリです。
こちらがお兄さんが勿体つけていたオーストリア=ハンガリー帝国の海軍の乾板フィルム。


確かにすごくいいもの見つけました。
でも、ちょいと待てよ、お兄さんお兄さん、第二次世界大戦時にはオーストリア=ハンガリー帝国は崩壊してたやろ・・ん?じゃあ第一次世界対戦のもの?ん?
深まる謎はいづれプリントして解明してみせます。
今しばらくお待ちを。
他にここで購入したものは、古切手400枚。


隣の絵画店のお爺ちゃんとず〜っと愚痴っぽい世間話をしている切手屋のお爺ちゃん、あ、正しくは何言ってるかサッパリ分からないのでカフェ長の勝手な妄想。(もしかしたらさっきからウロチョロしてる変な日本人の悪口だったかもしれない)
なんとなく値切り損ねて、およそ600円/400枚
本当にちゃんと400枚あるのか、数えてみたところ、500枚近くありましたー(笑)テキトーか。
ヴィンテージジュエリーや、ソビエト時代の物も多く、アンティークに興味ない人でも、歴史や文化を知るための博物館としても行ってみる価値ありです。
現地までの移動が不安な場合には 「Ecseri お買い物ツアー」なる送迎ツアーなんかもあるようなので、是非利用してみてはいかがでしょう。(ホテルや観光地にパンフレット置いてありましたが、およそ3,000円〜)
と言われても、そこまでアンティーク興味ないし、郊外まで行く時間ないし・・って方。
ご安心を、市街地でもアンティークショップはあちこちにあります。
【 街角のアンティークショップ 】
アパートのすぐ近くにも一店あり、カフェ長はほぼ毎日、出かけた帰りにフラっと立ち寄りました。優しいおじちゃんオーナーさん、最後は値切らなくても最初からかなりまけてくれたりして。
やっぱり値段なんてテキトーみたいです。
そこでカフェ長が自分のお土産に買って帰ったものがこちら。
小物入れとマット


彫刻の柄が気に入った箱は650Ft(およそ300円)
メイドインチェコ🇨🇿のマットはこの配色に一目惚れ!600Ft(およそ250円)
カフェの一輪挿しとして使っている、デザインの可愛い陶器の水筒もこちらで購入したもの。
1260Ft(およそ500円)です。
他にもボタンやアクセサリー、灰皿やブックエンドなどは友人へのお土産に。
ハンガリーに限らずヨーロッパへ出かけたら、アンティークショップや蚤の市でのお土産探しも面白いと思います。
大規模な蚤の市から街角の小さなアンティークショップまで、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょ。
※ ただし、人形や写真や絵画はちょっとヘビーなので要注意(笑)なんかコエーよ。
さて、お次⑥では、さらに遠い田舎の町に出かけてみたお話を。
のんびりお待ちいただければ嬉しいです。