〜ハンガリー🇭🇺 ②〜ペストエリア〜
暮らすように旅をする
さて、ブダからはタクシーを使ってペストへ移動しました。いよいよ旅の本題に入ります。
ブダの様子は〜ハンガリー🇭🇺 ①〜参照
Andante Apartment入居
旅の2日目からは5日間、日本人が管理するアパートの一室を借りました。
Andante Hostel & Apartment
€25/泊( ×4泊で約12,000円 )
Kertész u. 35
借りた部屋は古い大きな集合住宅の一室。
通りに面した入り口は本当に何処もよく似ていて分かりにくい。旅の最終日になってもまだアパートの前を通り過ぎてしまう自分の帰巣本能の乏しさにはビビった(笑)
通りからあらかじめ聞いていた部屋の番号とブザーを鳴らし、中から大きな扉を開けてもらいます。
こんな古い建物がオートロックであること、コンピュータ制御されていることに違和感を感じながら中へ。
玄関から集合ポスト、階段の前を抜けて中庭へ出る。
建物の一階に同じAndanteが管理するドミトリータイプの部屋があり、鍵の受け渡しはそちらで。ここには学生かな?日本人の男の子や女の子がワイワイ共同旅生活をしていました。私ももう10年、いや20年若かったらそういう旅も楽しかっただろうなと、こんなところで帰らぬ青春に想いを馳せてみる。
とても優しく気のいい管理人さん(日本人)から鍵を受け取り、部屋へ案内してもらいました。
4泊5日、この部屋を拠点にペストの街を暮らすように旅します。
初めて一人暮らしを始めた日のような興奮で胸が高鳴りましたww
ハンガリーの一般家庭には冷房は無いと聞いていましたが、納得。
石造りの建物は外気の影響を受けず、30度を超える夏の日もとっても涼しく快適に過ごせます。ただし冬は暖房が必須です。
お向かいや上の階には当然ながらハンガリーの人々が生活して、夕方にはピアノのレッスンを受けている子どもの様子や、夜には向かいの部屋からギターの音が聞こえてきます。
後で知りましたが、この Andante Hostel & Apartment 、実はハンガリー以外にもあるそうです。
宿泊費をおさえる目的以外にも、現地の人の暮らしを身近に感じられるアパート宿泊、絶対お勧め。私もまたオーストリアで利用しようと計画中です。
ハンガリーの物価
ハンガリーの物価はヨーロッパの中でかなりお安めです。
初日に泊まった4★ホテルでも1万円少々、外食も周辺のヨーロッパの国々に比べると断然安く済ませることができます。スーパーでは例えば、500mlのビールが110円、牛乳1パック100円、ハンガリーでは馴染み深いフォアグラも1,000円以内で買うことができます。ちなみにマクドナルドのセットは280円程度でした。
自炊のため意気込んでスーパーで買い物、3食分の食材とワインを一本買って Ft3,019(およそ1,080円)です。※ ハンガリーの平均収入は日本円で約7〜8万円
せっかくなので2食ご披露。
自炊っていう割にレトルト中心の手抜きです。裏面に書いてある調理方法が解読不明(ハンガリー語表記)だったため、未だに正解が分からない謎の料理たち。
ワインはハンガリーでは定番のトカイワイン、ジュースのような甘さでグビグビいけました。
しかし、これだけ物価が安いのなら、自炊なんてやめて贅沢しても良いかもしれない、という気持ちがフツフツと・・。
お金のこと
ハンガリーの通貨はFt(フォリント)です。
EUに加盟していますが自国通貨を使います。ブダペストの大きな店や駅では大抵€(ユーロ)も使えます。
今回は無駄遣防止の為、なるべくカードは使わず、毎日使う分だけ両替します(結構面倒くさいけど)。
日本で両替していくとどのくらい差があるのか検証してみました。
日によってレートが変わるので多少誤差はあるけれど・・
わかりやすく¥10,000を両替してみたところ。
左)関空(関空内でもフォリントに両替出来るお店は少ないです)
¥10,000 → 20,000Ft
右)ブダペスト市内の両替所
¥10,000 → 22,686Ft
その差額は日本円で¥1,140、およそ11%。
銀行やホテルでも出来ますが、やはり両替所の方がお得です。
さて、お次はいよいよこの旅の最大の目的だったペストの街巡りです。
ハンガリー🇭🇺 ③〜ペストの街歩き〜へつづく