新・カフェ長ブログ

旅や日々の暮らしで気づいたこと(もっぱらなんてことない話)

【チョコ・チップ・クッキー】恐るべしアメリカ🇺🇸米軍基地で習ったファンキーでハッピーなレシピ

カフェレシピ ②

【チョコチップクッキー】

f:id:cafecho:20191013130511j:plain

アメリカンチョコチップクッキー


数年前、ひょんなことから米軍基地内に潜入したカフェ長、とってもファンキーでハッピーなアメリカンファミリー宅に滞在しとってもお世話になりました。
私よりウンッと若いホストママの家事育児をお手伝い(いや、足手まといでしかなかったな)させてもらいながら、アメリカという国のワイルドさを体感しました。

 

 

【 歴史 】

意外にも歴史は浅く、1938年。宿泊レストラン(トール・ハウス・イン)のオーナーが、チョコレートクッキー作りに失敗した結果出来たのがチョコチップクッキーだそうです。このレシピが大ブームとなり、この時使用した、ネスレのチョコレートも売上が急増。ネスレ社のチョコチップクッキーの商品名【トール・ハウス・クッキー】は当時の宿泊レストランがその名の由来だそうです。アメリカン・ドリームなお話ですね〜。
現在では定番のお菓子。アメリカにはNational Chocolate Chip Dayという記念日(5月15日)もあるとか。


【 材料 】

・グラニュー糖 100(60)
・ブラウンシュガー 120 (90)
・バター 100
・卵 1個
・バニラエッセンス 少々
・中力粉 160
・ベーキングパウダー 小さじ半分
・粗塩 小さじ1/4
・チョコレートチップ 190

 

 

いかがですかこの分量。
私は、グラニュー糖 100 → 60、ブラウンシュガー 120 → 90 に減らしますが十分です(笑)

f:id:cafecho:20191013130621j:plain



アメリカの小麦粉について

日本と同じようにグルテンの含有量により呼び名が異なります。
アメリカのケーキやクッキーなどの多くは、日本でいう中力粉が使われます。薄力粉はあまりメジャーではないのか、お菓子のレシピ本でもAll Purpose Flourが使用されるものが多い気がします。

Bread Flour(強力粉)

All Purpose Flour(中力粉)

Cake Flour(薄力粉)

 

アメリカの砂糖について

砂糖も日本と同じように色んな種類があります。
一般的家庭でも数種類の砂糖が常備されていて、レシピによっては砂糖だけで数種類の表記があったりします。種類もですが、なにより使う量に驚きです。

Cane Sugar サトウキビが原料で白くサラサラした砂糖

Raw Sugar 精製されていない砂糖

Brown Sugar モラセス(砂糖を精製するときに出る黒い糖蜜)が原料で、モラセスの量によりさらにdark brown sugar light や、brown sugarと分類されます。

Granulate Sugar グラニュー糖はアメリカでは一般的で、table sugar や、caster sugarとも呼ばれます。

 

【 作り方 】

①クリーム状の硬さにしたバターと砂糖を軽くフワフワになるまでよく混ぜます。

②卵とバニラエッセンスを加えてしっかり混ぜ合わせます。

③小麦粉、ベーキングパウダーをふるいにかけ、粗塩も加えゆっくり混ぜ合わせます。

④チョコレートチップを全て加えて混ぜ混みます。

⑤生地をラップで覆い、1晩〜2日冷蔵します。

⑥オーブンを180℃に予熱。

⑦大さじ3杯分の生地をクッキングシートの上に、5センチ間隔で乗せて9〜10分、焼き色が付くまで焼く。

⑧焼き上がったらオーブンから出し、2〜3分待ってからワイヤーラックに乗せて冷ます(形崩れさせないため)

f:id:cafecho:20191013130727j:plain


オーブンの温度

初めてアメリカのレシピを見た時に一番戸惑ったのが、オーブンの温度でした。
350°って記載されているレシピを見て、うちのオーブン240℃までしかないんだけど?作れないじゃん!って(笑)私だけですか?
これ、アメリカでは温度は華氏(°F)で表示されているので、日本の摂氏(°C)に換算が必要だったんですね。

参考までに

160℃ 320°F
170℃ 338°F
180℃ 356°F
190℃ 374°F
200℃ 392°F
220℃ 428°F
240℃ 464°F

 

f:id:cafecho:20191013130803j:plain

参考レシピ

 

衝撃的な甘さと大きさにビビりながら・・なによりペロリと食べてしまう自分が一番怖かったチョコチップクッキー。ひとくち食べると脳からファンキーでハッピーな物質が出てくる気がします!
是非一度ご体験あれ。