新・カフェ長ブログ

旅や日々の暮らしで気づいたこと(もっぱらなんてことない話)

【オーストラリア🇦🇺2016/英語学習のためのホームステイの旅⑵〜トラファルガー②〜】

オーストラリア🇦🇺⑵トラファルガー②

 

★前日までの様子は①参照 

blog.jinjukucafe.com

 

この日はAngelaにピクニックに誘われ、朝からお弁当作り。

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サンドイッチ、キッシュ、チョコレートケーキ

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お昼まで待てない〜ww

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お弁当の完成

向かったのは、トラファルガーの町から北へ数キロのブルーロックダムと、さらに数キロ先のヌージー(Noojee Trestle Bridge)です。

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ブルーロックダムとヌージーまでのドライブ
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Angelaは運転も完璧!

ちなみに、日本と同じ、右ハンドル左走行とは意外でした。


Blue Rock Lake(Dam)

 

元はこの地方の水道強化と、火力発電所の冷却水供給の為に建設されたダム。

現在は水力発電も行われていたり、ボートも使用でき、レクリエーションスポットとしても知られている、らしい。

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小さな岩だらけの堤防ダムであることが名の由来?

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このユーカリの樹の下に決めました
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いただきます!

なんとも贅沢なランチです。

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もう、言葉なんていらない・・

いや、待て待て。

なんなら一日中ここにいてもいいくらいのカフェ長でしたが、Angelaに腰を上げられ(シートを片付けられww)次の場所へ向かいます。

 

 

Noojee Trestle Bridge 

 

美しい森の中に突如とても大きな木造の架台が現れました!

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Noojee Trestle Bridge
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元は1919年に建設された、ヌジからワラグル結ぶ木製の架台橋で、古い歴史的な鉄道遺産。

現在あるのは、1939年全焼のために再建された橋(らしい)です。

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森を進み橋まで登ってみました
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雄大です

現在はサイクリングやトレッキングコースとしても人気の場所だそう。

これは気持ちいいだろうなぁ。

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Wattle:ワトル

森の中では、たくさんのミモザが見頃を迎えていました。

オーストラリアでの呼び名はワトルWattle(何度聞き直したことかww)

Wattleはオーストラリアの国花でもあり、国章にも描かれています。

ちょうど同じ時期に咲く、日本での桜と同く、オーストラリア人には馴染み深い花のようです。

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Wattleが描かれているオーストラリアの国章

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ちなみに日本の国章は菊ですね(笑)

 

トラファルガー最後の夜

 

この日の夜もAngelaの美味しい手料理に大満足のカフェ長でしたが、やはり数日とはいえ別れの時が近づくと寂しくなります。

 

この日は夜ご飯の前にAngelaと2人で夕焼けを見に出かけ、色んな話をしました。

お互いの国のこと、人種のこと、彼氏とのこと、仕事のこと、将来のこと。

国は違えど、そこにある問題やそれを抱える私たちは同じ。

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トラファルガーの夕景

地球の裏側に住むAngelaがとても近く感じられた瞬間でした。

 

 

英会話の方はといえば、

 

今思っても、どうやってあんな複雑な話題やデリケートな気持ちを伝えられていたのか、本当に不思議です。でも確実に伝えられていた(と思ってる・・)。

自宅で面白くないテキストを広げるより、いつ使うか分からん英単語を繰り返し暗記するより、自分の伝えたいことを伝えること、これが最善の学習だなぁと実感しました。

 

言葉は目的ではなく、目的を達成するための手段である、まさにそう思います。

 

 

さて、センチメンタルな気持ちとは裏腹に、翌日からは都市メルボルン。

どんな出逢いが待っているのかワクワクなカフェ長でもありました。

 

 

そんなメルボルンの様子はオーストラリア🇦🇺⑶メルボルン①で。

 

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オーストラリア🇦🇺⑶メルボルン①へ続く

 

【オーストラリア🇦🇺2016/英語学習の為のホームステイの旅⑴〜トラファルガー①〜】

オーストラリア🇦🇺⑴ トラファルガー①

 

2020夏、本当だったらこの夏はオリンピック開催で、日本中が熱く湧いていた?

今となってはさっぱり想像も出来ないけど。(pandemicなんて単語知らなかったよね〜)

 

さて、一人で海外アチコチ行ってると、勝手に英語ペラペラなイメージを持たれることがありますが(これいい迷惑ですww)、自分でも呆れるくらいビクともしないこの頑固な 油汚れ、いや、英語力。

 (たいてい旅立つ前に、慌てて思い出したように英語の勉強を始めることが多い一夜漬けタイプのカフェ長は、今回またしばらく何処にも行けず、酷いありさまです(笑))

 

思い返せば前回のオリンピック2016は、珍しく(20年前のハワイぶりにw)英語圏であるオーストラリアへ、英語学習を目的に出掛けておりました。

 

 そんなわけで無理くりではございますが、【2016年、オーストラリア英語学習のためのホームステイの旅】をレポートします。

 

※このホームステイは、Nokishita Toshokan / indigo language school のサポートにより実現しました。最高の旅と出逢いに感謝感謝です。

 

 ★NOKISHITA TOSHOKAN

https://www.nokishita-toshokan.com

 

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2016summer

↑↑メルボルンのカフェで新聞を読みながらお勉強中の図↑↑

ちなみに英語圏とは、

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世界の英語圏地域。

       濃い青色は英語が公用語または事実上の公用語となっている地域。

薄い青色は英語が公用語であるが、主要な言語ではない地域。

wikipediaより引用

 

いざ、初の南半球へ

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関空からタイ国際航空を利用、バンコクでトランジットし、メルボルンへ入りました。

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14Aug.2016 KIX→BKK TG673 /BKK→MEL TG461

※新型コロナウィルスの感染拡大で世界中の航空会社が打撃を受ける中、タイ国際航空は今年5月経営破綻。(負債総額は日本円で約8300億円とも)

 

メルボルン空港で、ホストのAngelaと彼が一緒に出迎えてくれ、最初のステイ先トラファルガーへ。

いよいよここから、カフェ長の拙い英語の日々が始まります!

 

トラファルガー

 

旅の前半はメルボルンから車でおよそ2時間、田舎町トラファルガーで過ごしました。

当然ながら南半球の8月は日本でいう早春

朝はなかなかベッドから出れずノロノロのカフェ長です(笑)

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少し早い桜が咲き始める早春

2日目の朝

Angelaと一緒に朝食を作って食べ、ゆっくりお互いの国や文化についてお喋りしながら過ごします。

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今やカフェ長の朝食の定番となったファッジ(オートミール)
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日本人選手が全く映らないオリンピック中継が新鮮!

午前中 は、お菓子作りや付近の散策を楽しみました。

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お気に入りのアンザックビスケットを習いました

★アンザックビスケットのレシピ詳細はカフェ長レシピ参照

blog.jinjukucafe.com

 

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近所のカフェ、とっても親切なAngelaとステキなオーナーさん

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古本屋さんでは、医学書とカメラ本と辞書を購入(マニアックかw)

午後 からはドライブ。

景色が、視力の限界によって終わる・・そんな地球の表面を感じる広さを感じました。

(写真では全く伝えきれないのが悔しい)

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写真では伝えられない広さ
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ユーカリのある風景

ランチ はAngelaイチオシのベーカリー。

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パイが大人気とのこと、さっすが、美味しかった!

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パイはとてもポピュラーな軽食?

夕方 には、スーパーで買い物をして、ディナーの準備。

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スーパーで野菜選びに真剣なカフェ長

Angelaは本当に料理上手!

これは帰ってから何度も作ってみたけど同じ味にはならず・・

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ミートボールの上に、ソースとマッシュコーン

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チーズを乗せて、オーブンで焼いて完成

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帰宅した彼と3人でのディナー。(本当に美味しい!!)

今日したこと、行った場所、見たもの、感じたことなどを話します。
それはそれは小さな子供のように一生懸命に・・

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special thanks

本当に優しくて親切な2人。

優しく辛抱強く聞いてくれる2人に感謝感謝です!(笑)

 

そんなこんな で夜は更けて、美味しいお酒も進み、心地よい疲れから、気持ちよく寝落ちしたカフェ長でございました。

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北半球からやってきたただの酔っ払い

 

さて、肝心の 英会話 の方はというと、

 

旅の初日はまだ耳も口も英語に慣れず、知っている単語ですら全く聞き取れず、「おいおい大丈夫か私」状態。驚くほど 口数の少ないカフェ長 でした(笑)

それが、少しづつ耳が慣れてきて、知っている単語や簡単な会話であれば聞き取れるようになります。

ただし、それは2人が、カフェ長にわかりやすい単語を選んでゆっくり話してくれているから。2人のネイティブな込み入った会話はさっぱりわかりません。

 

「話したいこと、伝えたい想い」があることがまず第一歩かな。

 

 

 よく日 はお弁当を作ってピクニックに出かけました。

その様子は、②で。

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オーストラリア🇦🇺2016ホームステイの旅②へ

 

 

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【フィンランド🇫🇮②(のんびり女2人の珍道中)〜森と泉に囲まれて♫小さな町を巡ったおはなし〜】

フィンランド🇫🇮②

 

フィンランド旅行の唯一の目的らしい目的であった、念願の『かもめ食堂(カハヴィラ・スオミ)』のおはなしはフィンランド🇫🇮①で。

blog.jinjukucafe.com

 

②では、ヘルシンキの街に着く前に、訪れた

 

〜森と泉に囲まれて♫小さな町を巡ったおはなし〜

 

 

ヘルシンキ空港からまず向かったのはバスでおよそ2時間、森と泉に囲まれたハメンリンナ。(まあフィンランドのほとんどが、森と泉に囲まれた町であるわけだけどw)

湖の辺りに建つ、5★スパリゾートホテルに連泊で、森と湖、小さな街を満喫しました。

※リッチに過ごす予定が、浮かれすぎた結果、初日に財布をスられてテンションだだ下がりとなった話は、長くなるのでここではひとまず置いときます(笑)

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場所の確認

★オウランコ(Aulanko)

 

森の散策に、ホテル近くにあるオウランコ自然保護公園に出掛けました。

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山育ちのカフェ長ではありますが、フィンランドの森の広さは規模が違います。公園とはいえ、迷ったら帰れる自信は無い。ガイドさんをお願いするか、ツアーに入るのが賢明かな。

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ガイドを受ける相方Sちゃん

私たちをガイドしてくれた彼は、普段は翻訳の仕事をしていて、アニメ大好き。日本の漫画をフィンランド語に翻訳しているのだと。「流れ星銀牙」とか「ナルト」とか。そんな彼の生活や仕事の方が興味深くって、ネーホリハーホリ(笑)結果、ガイドされた内容は全く覚えていないという・・ただ、森は美しかった

※いまだにSNSで交流が続くのも嬉しいし、いつか再会が楽しみで仕方がないww

 

森を見たら湖も!ってことで、翌日は湖クルーズも満喫しました。

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船から臨む可愛い景色💕

 

★ハメンリンナ(Hammelinna)

   

旅の間、苦労したのが 地名。読めない、聞き取れない、発音できない。例えば、この「Hammelinna」、日本のガイドブックだと「ハメーンリンナ」って書いてあるけど現地では通じない。正しくは「ハムンメンリィンンナ」(←と、カフェ長には聞こえた)。

さて、ちょうどタイミングよく、年に一度のフェスティバルがあるというので、合わせて街まで出掛けてみました。

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街に向かうバスのドライバーさんが・・

めちゃくちゃタイプだった件ww

フェスティバルの様子

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屋台でお昼ご飯

印象深かったのは、空手や合気道の演舞があり、小さな子供から大人まで盛んに稽古しているよう。

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空手少年
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合気道の演舞

 

★イッタラ(Iittala)

 

そうそう、とても楽しみにしていたのに、全く写真の残ってないのがこのイッタラ村(笑)

 

iittalaといえば日本でも大人気の北欧のお洒落テーブルウェアの総合ブランド。1881年、この小さな村の小さなガラス工場が始まりです。

 

そんなわけで、当然せっかくフィンランドに行くならば、と、Iittalaの北欧テイストの可愛いカップや調理器具をたくさん買おうと思い、この村(iittalaの工場とアウトレットショップ)に立ち寄る予定にしていたのだけど・・そこに向かうは、最初にふれたとおり、初日に財布をスられてクレジットカードを全て停止した状態のカフェ長です。

もうね、まさかのあの可愛い北欧食器を目の前に、全くテンション上がらぬカフェ長でございました(笑)

 

※それでも唯一ひとつだけゲットした貴重なカップ&ソーサが、現在も当カフェで活躍しております(今や日本で簡単に手に入る定番中の定番カップねww)↓↓

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参考資料Facebookページよりw

 

★ポルボー(Porvoo)

 

もうひとつ、ヘルシンキにほど近い古都ポルボーにも立ち寄りました。

800年の歴史を持つフィンランドで2番目に古い街だそうです。(ちなみに1番古い街はトゥルクです)

ポルボー川を経由して貿易を行っていた街で、川岸に並ぶ赤い木造倉庫が街のシンボル。完全に観光地ではあるけど、コンパクトで街並みもとても可愛い、いわゆるインスタ映えする街です(インスタよく知らんけど)。

あ、川沿いの赤い倉庫っていえば、日本の小樽なイメージかな(小樽も行ったことないけど)。

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ポルボーの旧市街地
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どこを切り取ってもノスタルジーでキュートな街

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可愛いカフェ、雑貨屋さん、美術館、マーケット、のんびりした空気がなんとも居心地良くて、うっかりすると一日中ボケ〜っと過ごしてしまいそうな街。

おっといけない、ヘルシンキへ向かう途中だということを忘れるところだった(笑)

 

ポルボーでのんびり癒された後、二人はいよいよ、ここからおよそ50kmの、ヘルシンキに向かうのでありました。

 

【フィンランド🇫🇮①へ】

 

blog.jinjukucafe.com

 

 

 

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おまけ

 

海外で、田舎の小さな町を訪れて思うことがあります。

それは、みんなその町の歴史や文化を守っていて、それぞれに特色があって物語がある(気がする)。町のホームページも(日本の多くは観光スポットや特産品や名物の宣伝がメインなのに対し)その地の歴史や文化をメインに紹介している(気がする)。

最近日本でよく見かける、カフェ長的にちょっと残念なのは、「観光客を呼び込むために」と著名で敏腕なコンサルタントがあちこちに同じような町を作ってしまう状況。

町の活性化のための策によって、結果的に魅力が薄れていては本末転倒になってしまうんじゃないかと。

 

同じ田舎に住むカフェ長、自分だったら自分の町をどんな風に紹介するかなぁ〜などと考えてながら、またどこかの国の田舎町に魅かれるカフェ長でござます。

 

 

真面目か(笑)

【 フィンランド🇫🇮①(のんびり女2人の珍道中)】〜映画「かもめ食堂」に魅せられて、ヘルシンキの街歩き〜


フィンランド🇫🇮旅行記

 

ヘルシンキ街歩き 〜映画🎬『かもめ食堂』に恋をして〜

 

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 こどもの頃から、いつか 喫茶店 をやりたくて(当時は“カフェ”なんていう概念は無かった)、店の名前や間取りをノートに描いては一人ニヤニヤ妄想していたカフェ長です。

 

やがて受験、進学、就職と、時を経る間に「いつか喫茶店を」の夢は端っこの方に追いやられてしまうのですが、そんな夢が再び熱を帯びるきっかけとなったのが、2006年公開、映画【かもめ食堂】でした。

今回はそんな、映画かもめ食堂に恋をして、2010年フィンランド🇫🇮ヘルシンキの街を散策したレポートを、映画のシーンと併せて(10年前の記憶を辿りながら)綴ってみます。
(例のごとく、主要観光名所は割愛です)

 

友人との女2人旅、珍しく顔晒し写真がバンバンあります。
※ 画質の悪さならびに、お目汚し失礼します(笑)

 

 

 

 フィンランド


まずはおなじみ地理のおさらいから

フィンランドって?

・場所:北欧諸国のひとつ。

               西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接する。

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Google Maps引用

・首都:ヘルシンキ

・面積:3380,000k㎡(およそ日本から九州を除いた広さ)

・人口:約551万人(日本人のおよそ 1/23!)

・通貨:EUR

・言語:フィンランド語、スウェーデン語


ヘルシンキって?

・場所:

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Google Maps 引用

・面積:770.26km2

・人口:614,074人

 

日本だと広島市くらいの規模かな?

 

 

ヘルシンキ

ヘルシンキの街はとにかくコンパクト。
地下鉄で街の中心まで出れば、主要観光名所はほぼ徒歩圏内です。

ちなみに、日本から直行で行ける最も近いヨーロッパの街でもあります。
治安も良いし、人もなんとなく日本人っぽいし(←カフェ長の偏見による)ヨーロッパデビューにも最適の街です(←カフェ長の独断による)。

 

ヘルシンキ地下鉄はフィンランド唯一の地下鉄。

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ヘルシンキ地下鉄

地下鉄は、2路線しかなく、総距離は35km(25駅)、とにかく分かりやすい。

 

 

 

街に降り立つと・・

そこはまさに映画かもめ食堂の世界だった。

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🎬かもめ食堂より

 

街の中心部を囲むように、トラムが走ります。

ヘルシンキの人々の足であり、観光にもとっても便利。

車窓から、街をただ眺めているだけでも楽しい!

面白そうなものを見つけたら、ポンと気軽に下車がオススメ。

 

以下、浮かれまくっている女が2人・・

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何者かになりきっておりますww

 

 

エスプラナディ通り


街散策の拠点となるのは、エスプラナディ通り
有名ブランドや老舗ショップが建並ぶ、ヘルシンキの目抜き通りです。

 

西端のストックマン(フィンランドの老舗百貨店) から、港に向けて歩きました。

通りに沿って、中央は緑道公園になっていて、多くの人がのんびりと思い思いの時間を過ごしています。

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エスプラナディ通り

 

🎬映画の中でサチエとミドリが出逢うアカデミア書店も、マサコが着替えを買うmarimekko本店もこの通りです。

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🎬かもめ食堂より

★ アカデミア書店(左)
https://www.akateeminen.com/

 

★ marimekko本店(右)

Pohjoisesplanadi 33 00100 Helsinki Suomi
日本公式オンラインショップはこちら
https://www.marimekko.jp/

 

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はいどうも。

エスプラナディ通りのジューススタンドにて、ひとやすみ。

左後方がアカデミア書店の入ったビル、右後方はmarimekko本店の入ったビル。
(手前がおのぼり日本人)

 

 

 

マーケット

 

エスプラナディ通りの東端に、マーケットが広がります。

視界が開け、一本の通りを渡れば足下はレンガ畳、色彩鮮やかで、活気溢れる市場です。

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マーケット到着

★マーケット
Eteläsatama, FI-00170 Helsinki, Finland

fi.wikipedia.org


🎬かもめ食堂の仕入れはマーケット。

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🎬かもめ食堂より

 

本当に何でも売っています!!

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野菜がお洒落!
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お土産にヘンテコなプリントTシャツ買い込みました。

 

「フィンランドのカモメはでかい」

映画は主人公サチエのこんなナレーションから始まります。

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他人とは思えぬそのフォルムよ・・

実際、港のフェリー乗り場やマーケットでは、丸々と太ったカモメ達に、妙な親近感を覚えたカフェ長でした。

 

マーケットをたっぷり堪能して、いよいよ【かもめ食堂】に向かいます。

 

 

かもめ食堂

 

トラムの停留所から住宅地を数分歩き、少し高台に登ったあたりに、目指す【かもめ食堂】はありました。

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カハビラスオミ

2010年当時は店名『カハヴィラ・スオミ』、スタッフはフィンランド人さんで、メニューもフィンランドの家庭料理がメインでした。

 

店内はかもめ食堂の面影は残しつつも、オーダーはセルフサービスで日本人観光客が多く、さすがに【かもめ食堂】の世界ではなく、少し残念な気持ちも抱きつつ・・

とはいえやはり「ここであの映画のロケが行われたのか」と思うと、とても感慨深く、シナモンロールがやたら美味しかったこともあって、2人はご満悦でありました。

 

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挽き肉のスープとシナモンロール

 

🎬かもめ食堂オリジナルはこちら

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🎬かもめ食堂より

 

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念願のシナモンロール

 

現在の【かもめ食堂】は?

 

2015年に『カハヴィラ・スオミ』は閉店しましたが、

2016年、現在の日本人オーナーさんが引き継ぎ、「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」としてリニューアルオープンしたそうです。
ホームページを拝見すると、以前に比べ、かなり【🎬かもめ食堂】のイメージに近いように感じます。

 

★「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」
http://www.kamome.fi/ja/

 

何度でも訪れたい街ヘルシンキ。次は是非「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」も訪ねてみたいです。

 


そうそう、『カハヴィラ・スオミ』を出たあと、やや不完全燃焼気味の女2人は、どうしても日本食が食べたくて、偶然見つけた『歌舞伎』という日本料理屋に立ち寄り、北欧感ゼロのディナーを楽しんだというのは、まぁまたいつか(笑)

 

【フィンランド🇫🇮②】ではヘルシンキ以外のフィンランドの町のおはなしを。

 

 

 

日本🇯🇵の骨董市〜 京都東寺の骨董市(がらくた市)〜

京都 東寺の骨董市

停滞中のハンガリー🇭🇺旅行記の途中ではありますが、中欧最大の蚤の市をご紹介したついでに、先日出かけた日本の骨董市を比較がてらレポートします。


訪れたのは京都、東寺で行われる骨董市、通称【 がらくた市 】です。
私がヨーロッパの蚤の市で心ときめくのと同じように、多くの外国人観光客が日本の骨董市を楽しんでいるようです。

骨董市って各国それぞれ、その国の文化が凝縮しているのが面白い!

 

あ、せっかくなのでまずはお勉強がてら東寺について。


東寺

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東寺 東門(慶賀門)
東寺と弘法大師空海

場所は、創建から1200年、世界遺産(1994年登録)東寺です。

平安遷都とともに官寺として健立された東寺は、その後、嵯峨天皇により弘法大師空海へ託され、 日本ではじめての密教寺院となります。

カフェ長的には、新幹線の窓(南側)から見える国宝五重の塔でお馴染み。
東寺の五重の塔は高さ55m(これは現存する木造建築で日本一の高さ)、塔の中には弘法大師空海が唐から持ち帰った仏舎利が納められています。

 

開門・参拝時間

★開門時間
     午前5時 開門、午後5時 閉門

 

★拝観時間

・金堂、講堂
    午前8時〜午後5時
  (午後4時30分 受付終了)

・宝物館、観智院
   午前9時〜午後5時
 (午後4時30分 受付終了)

 

交通

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真言宗総本山 【 東寺(教王護国寺)】

〒601-8473 京都市南区九条町1番地

☎︎075-691-3325

 

交通

・京都駅(八条口)より徒歩15分(約1.1km)

・東寺駅より徒歩10分 (約0.6km)

・市バス18系統、71系統、207系統 「東寺東門前」より徒歩1分

 



東寺骨董市 〜がらくた市と弘法市〜

東寺の骨董市といえば毎月21日に開かれる弘法市と、毎月第1日曜日に開かれる通称がらくた市です。

★弘法市 毎月21日
     5:00〜16:00

★がらくた市 毎月第1日曜日
     7:00〜16:00


【 弘法市 】

弘法市とはその名の通り、真言宗の開祖である弘法大師・空海の名に由来します。
(唐から戻った空海は高野山に金剛峰寺を、京都に教王護国寺(東寺の別名)をひらき真言密教を伝承していきます。)
21日は空海の月命日(834年3月21日、62才入寂)で、真言宗の縁日。
そもそも縁日とは仏神がこの世と縁を持つ日(有縁の日)で、この日に参詣すると普段以上の御利益があるといわれています。
弘法市は常時1200〜1300の露店数で、およそ20万人もの人が訪れ、外国人観光客も多いそうです。
地方から多くの業者が価値ある骨董品を持ち寄り、京都の骨董品屋さんがそれらを仕入れることもあるようで、目玉商品は早朝5:00のオープンと同時に取引されるとのこと。

http://www.touji-ennichi.com/ichi/kobichi.htm

 

【 がらくた市 】

今回私が訪れたがらくた市は弘法市に比べると規模は小さいようですがそれでも日本各地からかなりの出店舗数です。
価値ある骨董品から、骨董価値は低そうな古いもの、西洋のアンティーク、ハンドメイドや、本当のガラクタも多数ありますw。
フリーマーケットとは異なり、弘法市と同様に出店者はみんな骨董屋さんやアンティークショップなど、プロの販売業者さんです。

美術品や骨董の目利きがないとなかなかお宝を発掘するのは難しそうですが、お店の人の話を聞いたり、フラフラあちこち覗いてみるだけでも楽しめます。

 

 

ではここから、本題のがらくた市のレポです。

がらくた市の様子

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左手前が講堂、奥が金堂

東門から境内に入り、食堂の前を抜けると南手にテントや人だかりが見えてきました。

講堂は東寺の中心にあり、それは密教の中心的建造物。そんな講堂の中心に安置されている大日如来は宇宙の中心とされています。

 

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手廻しの蓄音機

手廻し蓄音機を見つけました。

1930年代の物だそうです。

 

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カフェ長好みの瓶を発見

いいでしょ?このガラス瓶

Shohin  Chinretsubin (=商品陳列瓶)えっ!まさかの日本語?

K Yoshikawa TOKYO 

PATENT,116907

どうやらこれは『東京の吉川さんのお店の商品を入れる瓶で特許番号116907』だったらしい。

骨董市では、ひとつひとつの商品に歴史や物語があって、その物語を想像してみるのがとても楽しい。

 

この瓶よりも、さらに魅かれたのは、骨董皿専門のお店で見つけた一枚のお皿でした。

鎌倉時代の猫柄の青い大皿です。

ヒビが入っている為、お値段はお安めの50万円!!

そっと手を離す。(ビビって写真撮れなかった)

 

           ・・・。

 

さ、気を取り直して先に進みます。

 講堂と本堂の横を抜けると、東寺のシンボルタワー五重の塔が見えてきました。

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五重の塔

五重の塔をバックに、使い古しのハガキや切手を扱うお店がありました。

ヨーロッパの古切手もあり、ハンガリーの切手が20枚で300円で売られてました。
Ecseriでおよそ500枚を600円で買えたのはなかなかいいお買い物だったな〜と、あらためて実感w
※ ハンガリー🇭🇺旅行記⑤参照

 

本堂の正面に回ると、メイン広場です。

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南大門からの眺め

後ろに見えるのは東寺の本堂、金堂です。 

※ 国宝の金堂には、本尊の薬師如来と、両脇に日光菩薩と月光菩薩の像が安置されています。

時間は13:00過ぎ、ちょうど客足の減る時間帯でしょうか?

あるいはあいにくの曇り空もあってか、ゴミゴミした雰囲気はなく、終始ゆっくり歩けました。

 

岡山(倉敷)でお馴染みのお店も出店されてました。

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Victor犬でおなじみですね

骨董以外のお店で長居したのは麻のお店。

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麻のお店

麻とは大麻を指す狭義の意味から、植物から取れる繊維を指す広義の意味があること。

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奥会津産、山葡萄の蔓

山葡萄のつるの利用方法や加工方法など。

骨董市では、色んな個性豊かな店主さんとの会話で、様々なことを知ることが出来るのもとても面白いです。

 

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ハンドメイドのお店もあります

端切れで作られた室内用の草履。

海外のお土産に面白そうです。

 

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一店一店を覗いていくと、かなり見応えあります。

テント以外に地べたに無造作に広げられているガラクタ商品も合わせるとすごい量です。

同じものはひとつもない骨董市。

一期一会、運命の出逢いを求めて出かけてみてはいかがでしょ?

 

また、世界遺産である東寺と、日本の生活文化の歴史を感じられる骨董市は、外国からのお客さまにも特にお勧めしたいスポットです。

 

 

おまけ

 

ぐるりとがらくた市を満喫したあと、帰り際、せっかくなのでおみくじをひいてみました。

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食堂前の詰所で買えます

はい、心を正しく、自分に恥じない日々を尽くすよう心がけようと思います。

 

 


 

 

【 ハンガリー🇭🇺旅行記 ⑤ 】〜中欧最大の蚤の市 Ecseri Market アンティークを巡る〜

ハンガリー🇭🇺 ⑤

 

〜中欧最大の蚤の市でアンティークを巡る〜

 

さて、おまたせしました(ほらそこっ、待ってないとか言わない!)カフェ長が旅先で必ず立ち寄る場所のひとつアンティークショップ。ハンガリーではここははずせないな〜と思っていた場所、中欧最大の蚤の市です。

 

【 Ecseri bolhapiac 】

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Ecseri Market

156 Nagykorosi ut 1194, Budapest, Hungary

 

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ブダペストの郊外へ


ブダペスト市街地から車で45分くらいの郊外にあります。アパートからはトラムと地下鉄とバスを乗り継いで行きました。

チケットは24時間市内のトラムと地下鉄が乗り放題のトラベルチケットがお得です。

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トラムと地下鉄共同チケット

1,650Ft(およそ650円)

 

郊外へ向かうバスは乗り間違えるとややこしくなるので慎重に・・

停留所の読み方がサッパリわからず、これは絶対に車内アナウンス聞き取れないぞ!と思ったので、乗車時に運転手さんに目的地を伝え、一番前(運転手さんの横ね)に座りました(笑)

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優しい運転手さん

(停留所の度に運転手さんを熱く見つめるウザい乗客とは私のことよ)

 

運転手さんからアイコンタクトを受け取りバスを下車。

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ここはどこ?

殺風景で一瞬、しまった間違えた!、 と不安になりますが、停留所から一番近い歩道橋に登るとすぐに見つけられました。歩道橋を渡るとEcseriの入口があります。

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歩道橋の上から

いよいよEcseriに到着。

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到着

蚤の市と聞くといかにも治安悪そうで、かなり警戒して挑んだのですが、数年前に綺麗に整備改装され観光客が多く訪れるそうです。

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とはいえやはり怪しい雰囲気はあります。

最初は「みんなどうせ私の財布狙ってるんでしょ!」的な挙動不審なカフェ長でしたが、慣れてくると、あまりに商売っ気のないゆる〜い空気に拍子抜け。ゆっくりのんびり楽しみました。


営業時間は以下のとおり(2019現在)

 

Ecseri bolhapiac (Ecseri Market)

営業時間
・月曜〜金曜 8:00〜16:00
・土曜 6:00〜15:00
・日曜 8:00〜13:00


私が訪れたのは火曜日、人もまばらで、残念ながらしまっているお店も多かった。
面白い掘り出し物を探すなら土曜日の午前中がオススメ、多くの人で賑わうようです。
※ カードは使えない店が多い印象。


いや、しかし本当になんでもあるな。

家具、食器、楽器、民芸品、カメラ、絵画、人形・・・

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楽器屋さん

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キッチングッズ

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カメラ屋さん

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写真とフィルムのお店

こちらは古い写真と使用済みフィルムのお店
日本ではなかなか手に入らない古い乾板(ガラス)フィルムを探し求めて入りました。
店主らしき40歳くらいのお兄さんに、乾板フィルムを探していると伝えると、はいはいと奥から出してきてくれました。こんなすんなり見つかるのか。なんだ。

店主らしきお兄さん曰く、「これは第二次世界大戦当時のオーストリア=ハンガリー海軍の貴重な乾板だぜ」のガラスフィルム。おお!すげ〜買う買う!(← 単純)

でも待てよ、観光客も多く訪れる、ということは、値段もきっと観光客用に設定してあるはず
ここは根気よく値段交渉の必要がありそうです。

そこからおよそ30分、お兄さんとあーだーこーだー喋りながら、結局半額までの値切りに成功(もしかしたらまだいけたかもしれない)。


※ ちなみにお兄さんとの会話は全て、お兄さんのスマホの翻訳アプリです。

 

こちらがお兄さんが勿体つけていたオーストリア=ハンガリー帝国の海軍の乾板フィルム。

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ガラスフィルム「オーストリア=ハンガリー海軍」⁉︎

確かにすごくいいもの見つけました。

でも、ちょいと待てよ、お兄さんお兄さん、第二次世界大戦時にはオーストリア=ハンガリー帝国は崩壊してたやろ・・ん?じゃあ第一次世界対戦のもの?ん?

深まる謎はいづれプリントして解明してみせます。
今しばらくお待ちを。


他にここで購入したものは、古切手400枚

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隣の絵画店のお爺ちゃんとず〜っと愚痴っぽい世間話をしている切手屋のお爺ちゃん、あ、正しくは何言ってるかサッパリ分からないのでカフェ長の勝手な妄想。(もしかしたらさっきからウロチョロしてる変な日本人の悪口だったかもしれない)

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なんとなく値切り損ねて、およそ600円/400枚

本当にちゃんと400枚あるのか、数えてみたところ、500枚近くありましたー(笑)テキトーか。


ヴィンテージジュエリーや、ソビエト時代の物も多く、アンティークに興味ない人でも、歴史や文化を知るための博物館としても行ってみる価値ありです。

現地までの移動が不安な場合には 「Ecseri お買い物ツアー」なる送迎ツアーなんかもあるようなので、是非利用してみてはいかがでしょう。(ホテルや観光地にパンフレット置いてありましたが、およそ3,000円〜)


と言われても、そこまでアンティーク興味ないし、郊外まで行く時間ないし・・って方。
ご安心を、市街地でもアンティークショップはあちこちにあります。

 

【 街角のアンティークショップ 】

 

アパートのすぐ近くにも一店あり、カフェ長はほぼ毎日、出かけた帰りにフラっと立ち寄りました。優しいおじちゃんオーナーさん、最後は値切らなくても最初からかなりまけてくれたりして。
やっぱり値段なんてテキトーみたいです。

そこでカフェ長が自分のお土産に買って帰ったものがこちら。

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小物入れとマット

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彫刻の柄が気に入った箱は650Ft(およそ300円)

メイドインチェコ🇨🇿のマットはこの配色に一目惚れ!600Ft(およそ250円)


カフェの一輪挿しとして使っている、デザインの可愛い陶器の水筒もこちらで購入したもの。

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色使いとデザインたまらない

1260Ft(およそ500円)です。

 

他にもボタンやアクセサリー、灰皿やブックエンドなどは友人へのお土産に。


ハンガリーに限らずヨーロッパへ出かけたら、アンティークショップや蚤の市でのお土産探しも面白いと思います
大規模な蚤の市から街角の小さなアンティークショップまで、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょ。
※ ただし、人形や写真や絵画はちょっとヘビーなので要注意(笑)なんかコエーよ。

 


さて、お次⑥では、さらに遠い田舎の町に出かけてみたお話を。


のんびりお待ちいただければ嬉しいです。

 

【 ハンガリー🇭🇺旅行記 ④ 】〜ペスト街歩き⑵ カフェ長厳選、ココは行くべしショップ 〜

ハンガリー🇭🇺 ④ 〜ペスト街歩き⑵〜

 

 カフェ長厳選〜 ペストエリアのココは行くべしなショップ 〜

 国内外問わず、街歩きで必ず立ち寄るのは、古本屋さんと、カフェと、アンティークショップ
(うちのカフェを見ればなんとなくそんなカフェ長の趣味が分かって貰えるかと思います・・グチャゴチャ

予め調べていたお店から偶然見つけたお店まで、ペストの街歩きでお勧めしたいカフェ長厳選のお店をご紹介いたします。

 

 

 

【 TORDAI 】

映画に出てきそうな古本屋さん

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TORDAI

Budapest 1077,Király utca 31

舗装もてきとうな裏路地にある小さなお店。狭い店内の両側にある本棚は可動式の三重。

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アンティークな本からいわゆる古本まで様々なジャンルが、一見無造作に見えてかなり几帳面に並べられています。
オーナーは無愛想で強面、誰かと電話で話す様子から頑固で怖そう(ハンガリー語のため内容は一切わかんないけど)。
このオーナー、元々は映画撮影の道を進んでいたらしいけど、本好きが高じて映画の道を離れ古本屋になったのだとか、違うとか。
そのためかカメラや撮影に関するジャンルの本も充実していました。なにより、この店の存在自体が古い映画に出てきそう
怖いくせに、人見知りのくせに、こういう店主が気になって仕方ないカフェ長です(笑)
無駄に話しかけてみると、無愛想ながらとても親切に答えて下さいました。最後の最後はようやく笑顔で見送ってくれたオーナーさん(よっぽど帰ってくれるのが嬉しかったのか)とても気に入ったお店です。

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カフェ長の本棚

この店で買った絵本は、田町のイベントで【 カフェ長の本棚 】として出店、販売させていただきました。
お買い上げくださったみなさま、ありがとうございました。

 


本屋さんをもう一店

 

Atlantisz Könyvsziget

洗練された雰囲気、洋書やアート書も多く取り扱う書店

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Atlantisz Könyvsziget

Budapest 1061 Anker köz 1–3.

www.atlantiszkiado.hu

上の古本屋さんとはガラッと雰囲気の違う、哲学、文学、社会学、心理学、歴史、宗教、芸術理論などの国際人文科学を専門とした書店。街の中心部、大通りに面した場所にあり洗練された雰囲気の書店です。
店員さんも知的で都会的な印象、装いもアーティスティックです、つまり、シュッとしてらっしゃる(笑)

輸入物も多く、日本のアートではアラーキーが一番目につきました。

アート書だけあって、その並べ方、見せ方も芸術的な美しさでした。

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写真集などの美術書はつい買いすぎて、帰りのスーツケースが重量オーバーになりがちなので要注意。(常習犯カフェ長)

 

 

つづいては、アンダーグランドな世界が好きな人に是非お勧めなユダヤ人街。
廃墟バーをはじめ夜は特にアングラな世界が楽しめます。

 

【 Blue Bird Cafe coffee workshop】

ユダヤ人街で注目のcofffee shop

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Blue Bird Cafe coffee shop

Budapest 1075,Rumbach Sebestyén u. 10

Blue Bird Cafe — Mikro pörkölő: kávézó, frissen pörkölt szemes kávé, házhoz kávé

そんなユダヤ人街にある評判のカフェが『 blue bird cafe 』。集合住宅の中庭にある飲食店街のような場所にあります。
カフェメニューも独特で気になるところではありましたが、カフェ長は通りを渡ったblue bird cafe の coffee workshop を訪ねました。

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Roaster

焙煎所を見学させてもらいながら、お兄さん達の話に耳をすませますが、残念ながらサッパリ何を言っているのかわかりませんww

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カッコイイ…

会話の詳細わからぬまま、どうやら話題に上がっていたエルサルバドル🇸🇻エルモリノ農園の焙煎豆を購入しました。

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エルサルバドル🇸🇻エルモリノ農園

珈琲豆を日本へ持ち帰る場合、焙煎された豆は大丈夫ですが、生豆は検疫対象で、証明書および入国時の検査が必要になります。

 

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可愛い古着屋さん

ユダヤ人街付近には可愛い古着屋さんや雑貨屋さんもたくさん。

時間を忘れてフラフラしてしまいました。

 


さてさて、ブダペストにはあちこちオシャレ〜なカフェがたくさんあります。
この地にカフェ文化が花開いたのは19世紀後半、そんなブダペストを代表する伝統的なカフェがこちら。

 

【GERBEAUD】

豪華絢爛!皇妃の愛した伝統カフェ

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GERBEAUD

Budapest V. Vorosmarty ter 7-8,

gerbeaud.hu

ここへは行くことも食べるメニューも出国前から決めてました(笑)
1858年創業のブダペストを代表する伝統あるカフェ。オーストリアハンガリー皇妃エリザベートが愛したカフェとして有名です。

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写真に写り切らない・・

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天井から下がるシャンデリア、大理石のテーブル、数々の調度品、まさに豪華絢爛
日本にも東京青山に支店がオープンしていることから、日本人が多いんだろうなぁと思っていたのですが、全く見かけませんでした。ギャルソン達のサービスも対応も一流で、どこぞの貴族にでもなったような錯覚さえおぼえました。


ツアーの場合、団体ツアー客は専用のエリアに通されてしまうようなので、ツアーでもここだけは是非個人で行くことをお勧めします。

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ショムローイガルシュカ

数あるハンガリー伝統スイーツの1つショムロイガルシュカをオーダー。
チョコレートの海に浮かぶラム酒のケーキボール、その上からコク深い生クリームがズシッ、軽く2食分くらいのカロリー摂取できましたね。嗚呼、もう悔いはございません。

当然値段も豪華です。コーヒーとケーキで10,290Ft(およそ4,000円)。


カフェに向かう途中、ハンガリー人の男性に声をかけられました。せっかくなので「ジェルボーなら」って答えると笑顔で去っていかれました〜アラ、残念(笑)

地元の人はまず行かないという、そんなカフェです。

 

クッキーやチョコレートなどショウケースもゴージャスに充実しています。

大切な人へ、ちょっとリッチなお土産はこちらでどうぞ🎵

 

 

 

さぁ、本屋さんとカフェの次は、アンティークショップをご紹介。

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中欧最大の蚤の市 ECSERI


ですが、長くなりそうなので 【 ハンガリー🇭🇺 旅行記⑤ 】へ。中欧最大の蚤の市をレポートします。

 

 

【 ハンガリー🇭🇺旅行記 ③ 】〜 ペスト街歩き⑴ 写真、フィルムカメラマニア向け編 ROBERT CAPAとPAJTA’S 〜

ハンガリー🇭🇺 ③ 〜ペスト街歩き⑴〜

 写真好き、フィルムカメラ好き必見!

今回、ブダペストでの大きな目的のひとつは写真に関すること。具体的には日本ではどうやっても手に入らない幻のハンガリーブランドFORTEのモノクロ印画紙を買うこと、 20世紀を代表する戦場カメラマンロバート・キャパの写真館を訪れること、③ご当地カメラを探すことです。

 

結論から申しますと、やはり幻のFORTEは見つけられませんでした。でも面白いカメラ見つけました。キャパの写真館は行けて良かった。

 

そんなペストの街歩き〜写真カメラ編〜です。

 

 

 

ロバート・キャパ

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ROBERT CAPA

ロバート・キャパの写真集はうちのカフェにもいくつかあり、ご存知の方もいるかもしれないけど、カフェ長お得意の怒られるレベルで簡単に説明すると、こんな感じ↓

 

ロバート・キャパ 〜20世紀を代表する戦場カメラマン〜

本名アンドレ・フリードマン。1913年にブダペストのユダヤ系の家に生まれる。ドイツに渡りジャーナリズムを学んだ後、写真通信社「デフォト」の暗室係として働く。

やがてドイツ国内ではユダヤ人の排斥が激しくなり、ブダペストへ帰省、カメラマンとして働く。

1933年にパリに拠点を移し、同じユダヤ人カメラマンのゲルダと出逢う。

無名だったキャパにゲルダは、『ロバート・キャパ』という架空の高名なアメリカ人カメラマンを演じさせ、売り込んでいった(ロバート・キャパの誕生)。

やがてキャパは、スペイン内戦日中戦争第二次世界大戦(ヨーロッパ戦線)、第一次中東戦争第一次インドシナ戦争の5つの戦争を取材し、20世紀を代表とする戦場カメラマンとなった。

1946年にはアメリカ市民権を得、1947年に現在も続く、国際写真家集団【マグナム】を結成。

なおゲルダは1937年スペイン内戦の取材中に戦車に轢かれ死亡

キャパ自身は1954年第一次インドシナ戦争にて地雷の爆発に巻き込まれ死亡した。

 

生前のキャパの夢は「戦場カメラマンが失業すること」でした。

 

 

 

写真館のはしご

 

街に繰り出し、まず向かったのは、

 

【 ROBERT CAPA Contemporary Photography Center 】ロバート・キャパ写真美術館
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ROBERT CAPA CPC

     8 Nagymezo Street, 1065, Budapest, Hungary

 

ロバート・キャパ写真館、この時開催中だったのは「THE PHOTO JOURNALIST ROBERT CAPA」

ハンガリー国内の美術館のコレクションの中から厳選された作品の展示という、なんと効率的で有難い(笑)キャパ自身の物語と作品がリンクして見ることができました。

別室ではELLIOTT ERWITT のRETROSPECTIVE が開催期間中という、とっても私好みなタイミングでありました。

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チケット

常設展と企画展共通チケットで2,250HUF(約820円)

 

 

つづいて、ROBERT CAPA Contemporary Photography Centerからわずか徒歩数分の場所にある、

 

 

【 Magyar Fotográfusok Háza 】マイ・マノ・ハズ写真スタジオ跡

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Magyar Fotográfusok Háza

    1065 Budapest, Nagymező utca 20.

 

通称 Mai Manó Ház (マイ・マノの家という意味)マイ・マノは皇帝、王室専門写真家であり、ここは彼の写真スタジオとして建てられ、使われていた建物です。

二階の展示室は有名な日光スタジオ。真っ白な天井と壁、窓からの差し込む陽光がとても美しい部屋。一階ホールからの階段や、写真書店として使われている中二階の部屋など、写真に興味のない人でもこの建物は訪れる価値があります

 

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玄関ホール

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中二階にある写真書店

 

料金:1,500HUF(約550円)

 

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ROBERT CAPA CPC → → Magyar Fotográfusok Háza

 

中古カメラ屋さん巡り

 

夢のような写真展のはしごをした後は、幻の印画紙とカメラを求めて、街のカメラ屋さん巡り。事前に目ぼしい店をリストアップしていたので順に訪ねて行きます(笑)

そして二件目の中古カメラ屋にて、面白いトイカメラを見つけました。

 

【 SOÓS FOTÓ 】   
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1077 Budapest, Wesselényi utca 10

 アナログカメラ専門店、ネットショップもあります。

http://www.soosfoto.hu/

 

 

★ PAJTA’S との出逢い

ハンガリーのGamma社が1955〜1966年に作ったトイカメラ PAJTA’Sフィルムは6×6というプラスチック製の中盤カメラです(笑)読み方はポイタッシュ(たぶん、そう聞こえた)意味は「おともだち」とか「なかよし」とかってニュアンスのようで、そのネーミングから子ども向けに作られたカメラであることが推測できます。

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偶然見かけたおみやげもの屋さんw

お土産物屋さんで見かけたTシャツのデザインにもなっていたので、おそらくハンガリーでは馴染み深い懐かしのカメラなのかな?と。

 

 

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PAJTA’S

3,990HUF(約1,500円)!これならもし撮れなくてもネタに出来る金額(笑)

早速フィルム装填してもらい、そこからの街歩きは「おともだち」を首から下げて。おそらく妙な日本人でした。

 

 

幻の印画紙は見つからず。

 

最終日前日、最後に訪れたカメラ屋さん

 

【 SYREX FOTÓ 】

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1077 Budapest, Rózsa utca 38/A

この日も首から「おともだち」を下げていたカフェ長、おかげで初老女性店主の心をゲット出来たようで、PAJTA’S について色々教えて貰いました。(入店するなり声をあげて笑われたからねw)

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使い方、フィルムの装填などレクチャー中

とても親切な店主、探している印画紙はメーカーの倒産後ハンガリー国内でも手に入らないことを丁寧に説明した後、代わりにfoma(チェコ製)の印画紙を出してくれました。しかも日本で買う半額〜1/3です。いい買い物、いい時間が過ごせました。

 

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14,230HUF(約5,300円)

 

 

ブダペストにはアナログカメラ専門店がいくつかあります。

アジア圏ではアンティークなカメラがかなり高額で取引されている現在、ハンガリーではありえない価格で手に入る可能性もあると思います。

暗室併設のカメラ屋さんもいくつかあり、是非また訪れたい街のひとつとなりました。

 

 

さて、ペストの街歩き、けしてカメラ屋しか行ってないわけではありません。

お次は、カフェ長の大好きな書店、アンティークショップ、カフェを巡ったお話です。

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